マルー・クインクエ【破滅の一歩】・・・2

「大体捕まったか」 「ええー」「取れない!!」「キィー」 この場にいる全員の捕縛を終えるといざないは大きく一息。身動きできなくなった女達は喚いてパニックになっていた「後はレオが正気に戻れば…」れいり達を見たいざないは、その後ろを見てハッとなる「ソルム!! レオを戻してくれ!!」「お…おい」そこを見てたいさい、見えた女達も目を丸くした…
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マルー・クインクエ【破滅の一歩】・・・1

「……」三帝柱は目の前で横になる人物を口を引き締め食い入る様にガン見「セリヌル! 忘れたの!? 我が父は『魔性は破滅をもたらす』と言ってた事を!!」「で…でも」「いい事!! まだ眠ってるうちに外に連れてお行き!!」柔らかなベッドに横たわる麗しき姫王子(まいち)。眠りから目を覚ます勇者を今か今かと待ち望む様にじっと目を瞑ったままだ「でも……
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マルー・クインクエ【辿り着いた先】・・・3

又々八つの入口に戻って来たいさい、れいり、ソルムの三人。れいりは前屈みになり呼吸が荒い「嬢ちゃんにはちときつかったなあ」「……はい」 はーはーいさいはれいりを見て困った様に笑う。ソルムは心配している「今の道が爬虫類で入口出口セットだな」 カシャ携帯の折りたたみ虫かごに入れられた爬虫類を山と化した虫袋の横に置き、いさいは今出て来た入口を記…
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マルー・クインクエ【辿り着いた先】・・・2

「あれ?」れいり達は明るくなった場所に来ると既視感を覚えた「最初の入口に出た…八つの入口…」出てきた入口を見直し立ち竦む 「嬢ちゃん、無事だったか」 「博士! 良かった……ジンホウさんといざないは?」端の方でしゃがんでたいさいに気付き安心するも一人だけいた事に疑問「それが俺だけまた別に落とされて違う場所行ったし」「え!?」いさいもは…
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マルー・クインクエ【辿り着いた先】・・・1

――王の部屋 天蓋付きの豪華なベッドに周りの家具も高級品で埋め尽くされ、地下であるにも関わらずキラキラと眩い光を放っている(あの混ざり共、おれを王にしてどうする気だ?)ゴロンは三帝柱からこの部屋に連れて来られると、暫くその場で突っ立っていた「ま…まあ、王になる資質はおれにはあるにはあるが…」 うんうん王と言われ気分を良くしたゴロンは照…
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マルー・クインクエ【地下都市への道】・・・2

一行は通路とは違う空間に到着すると眼前を見つめ立ち止まった「これまた多いですね」目の前には整然と並んだ沢山の入口と、端っこには山積みされた小石がある「プリセプス、入口は何個見える?」「……八個だよ?」ソルムに言われ素直に数える「だそうです」 皆同じです「ししょーは…」訳が分からずポカンとしてるれいりをほっとき、いざないは一丁の姿を探す為…
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マルー・クインクエ【地下都市への道】・・・1

三時間半前 「どこにあるのかのぉ❤」一丁はくんくんと鼻を鳴らしどんどん奥へ進んでいく(あの程はどこまで行くんだ?)進む事を止めない一丁にゴロンはやきもき(何度ここは!?)いつの間にか草が消え洞窟内へと入っていた。その先には入口が沢山あり、一丁は迷う事なく一つの入口へ歩いて行く たたっ 見失うまいとゴロンも追い掛けた スッ「!」 …
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マルー・クインクエ【再会&探索】・・・3

「博士は冒険家と言ってるけど、本当は発明が専門なんだ」「そうなんですか」いざない達が見えるくらいの距離を進むジンホウとれいり「自分に必要な物しか作らないから、今みたいに欲しいと意思表示しないと協力してくれないけどね♪」 〈いざない、ペース落とすし!〉〈これくらいついてこい!〉 「へえ~」「いざない君の眼鏡作ったのも博士だよ」「え!?…
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マルー・クインクエ【再会&探索】・・・2

「匂い………気になりますねぇ。ちなみに博士、この辺りに芳香を放つ花など咲くのですか?」 「いや」 「二・三咲くのはあるが全部良い匂いとはいえないし、苦いんだ。だから何の匂いに反応したかさっぱりだ」ジンホウの問いにいさいは首を横に振り溜息「ですと、あの匂いに反応した可能性が高いですねぇ」「?」「……! まさか」話が見えたいざないがハッ…
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マルー・クインクエ【再会&探索】・・・1

「あいつらはここ数日姿を見せなくなった。今までは三日にあげず現れていたが」「……」再度ビイスの所にやって来た五人に広場にいたカウザが伝える「警戒されちまったか…」「次現れるのは当分先になりそうですね」気付かれた事にいざないは厳しい顔「仕方ねぇ、奴らのアジトを見つける方に切り替える。少し経ってから様子見に来るさ」「分かった」いざないは踵を…
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