マルー・クインクエ【零れた混ざり】・・・2

もきゅもきゅもきゅもきゅもきゅもきゅ ビイスの住処では、大福の山を取り囲んだビイス達が大喜びで大福を両手で持ち頬張っている「…」「れいりが作ったお菓子美味しいでしょ♪」 〔とってもおいしい〕 ばっ〔おいしい〕 ばっもきゅもきゅもきゅ 「ありがとー❤」 えへへ書いた文字を即出ししては又大福に夢中になる。カウザは一口二口食べた後呆気に…
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マルー・クインクエ【零れた混ざり】・・・1

――三日後、マルー幹部集合室 「地下都市にいた住人は捕らえ、住居はほぼ壊滅。攫われた変化界の二名も無事村へと戻る事が出来たとの事です。進入できる場所の管理は変化界に委ねました」分厚い資料を束ね事務的口調で夫人が話を続ける「唯一地下都市にいたであろうてんしん家のご子息の行方が未だ分からず」「…」饅頭を食べ続けていたのの子が口を閉ざし厳し…
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マルー・クインクエ【連行】

「…えらい目に遭った」「猛獣区域捕まったそうです」 ピッ「毒沼区域も滞り無いようだの」 ピッ一丁とまいちが連絡してる間、いざないはぐったりと肩を落としジンホウは棘山入口から出る煙を見て楽しんでいた「船で連れ帰るのか?」「船と空です」「そうか」取り締まり隊と住人の後ろを歩く一丁とまいち。追っていざないも行こうとしたが、視線を感じ振り向いた…
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マルー・クインクエ【逃走】・・・2

「今度は何で切れてんだ!!? つか、さっきよりでけーぞ!!」応援に駆け付けたいざない、一丁、まいち。いざないと一丁は荒れ狂う火塊を見てギョッとなる「ししょー、さんぼーちょー、片っ端から捕まえて避難させてくれ!!」「あ…ああ」「はい」飛び交う火に抵抗出来ない男達は座り込み恐怖に慄く。一人の男は『大魔王…』と言い放ち硬直状態だ ヒュンヒュ…
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マルー・クインクエ【逃走】・・・1

コンビ派メンバー、りん(姉)とらん(妹)が人気の無い裏通路を見回っていた「こっちには誰もいないかなー」「うん。せんぱいに伝えよー」預かった連絡機を操作するりん。らんはその間少し離れて何か無いか探索している〈えーと〉手こずるりんの背後から人影が現れそっと近づいた〈初めてで使い方わかんなーい〉人影の右手には穴が二つ開いた異様な面。左手を伸ば…
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マルー・クインクエ【破滅の一歩】・・・3

――猛獣区域 「さすがに猛獣相手は大変です」威嚇して襲ってくる猛獣に典型派も息を切らし疲れていた だだだだだ 左奥からやって来た拘束されてない混ざり数人にイソネとハギがハッとなる「おきまりさんっ 地下の人です!!」「!」猛獣相手をしていたのの子達が振り返り駆け付ける頃、混ざり達はケンタウルスの様な半獣の変化をし法を放った「ソーミウ…
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マルー・クインクエ【破滅の一歩】・・・2

「大体捕まったか」 「ええー」「取れない!!」「キィー」 この場にいる全員の捕縛を終えるといざないは大きく一息。身動きできなくなった女達は喚いてパニックになっていた「後はレオが正気に戻れば…」れいり達を見たいざないは、その後ろを見てハッとなる「ソルム!! レオを戻してくれ!!」「お…おい」そこを見てたいさい、見えた女達も目を丸くした…
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マルー・クインクエ【破滅の一歩】・・・1

「……」三帝柱は目の前で横になる人物を口を引き締め食い入る様にガン見「セリヌル! 忘れたの!? 我が父は『魔性は破滅をもたらす』と言ってた事を!!」「で…でも」「いい事!! まだ眠ってるうちに外に連れてお行き!!」柔らかなベッドに横たわる麗しき姫王子(まいち)。眠りから目を覚ます勇者を今か今かと待ち望む様にじっと目を瞑ったままだ「でも……
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マルー・クインクエ【辿り着いた先】・・・3

又々八つの入口に戻って来たいさい、れいり、ソルムの三人。れいりは前屈みになり呼吸が荒い「嬢ちゃんにはちときつかったなあ」「……はい」 はーはーいさいはれいりを見て困った様に笑う。ソルムは心配している「今の道が爬虫類で入口出口セットだな」 カシャ携帯の折りたたみ虫かごに入れられた爬虫類を山と化した虫袋の横に置き、いさいは今出て来た入口を記…
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マルー・クインクエ【辿り着いた先】・・・2

「あれ?」れいり達は明るくなった場所に来ると既視感を覚えた「最初の入口に出た…八つの入口…」出てきた入口を見直し立ち竦む 「嬢ちゃん、無事だったか」 「博士! 良かった……ジンホウさんといざないは?」端の方でしゃがんでたいさいに気付き安心するも一人だけいた事に疑問「それが俺だけまた別に落とされて違う場所行ったし」「え!?」いさいもは…
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